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2018
03.11

発達障がいに関する研修会in飯島町。

Category: 未分類
3月6日、長野県の次世代サポート課と翔和学園の企画のシンポジウムで福岡寿氏と伊藤寛晃氏とご一緒させていただいた。

 福岡寿さんは、いつも通り面白くてためになり元気になる話。これまでの歴史や全国の動きなども示す一方で、具体例も豊富。最近は保育園での仕組みづくりに力を注がれている。私も保育園の巡回相談もつかせていただいたが保育園までに集団の中で特性に気づき、親にも気づかせ、フォローしてつなぐ仕組をつくること。特に目立たない子に特に注意すること。高校ぐらいにヘロヘロにならないように、中学くらいまでに自分の特性を知り活かせるようにすることの重要性を指摘。

 ギフテッド教育をうたう翔和学園を伊藤さんは本人の好きや得意に徹底的に注目して関わること。その一方で集団を活かすこと、身体アプローチの重要性などなどを述べられていた。成人の二次障害事例、ひきこもり事例、知的障害のある事例も粘り強く関わっているようだ。昨年見学させていただいた長野の翔和学園は生活訓練と就労移行支援の仕組みを利用した福祉型学園で、学園生活的なものに思い残しがある群には最適と思った。一方の東京の翔和学園は放課後ディやフリースクール、卒後の就労支援事業所もあり多機能で垂直統合型の事業をおこなっているようだ。

 私からは医療では二次障害をきたしてからの関わりなりがちだが、医は医無きを期す、予防は治療に勝るという視点。障害の問題から少数派に関わる本人と周囲のメンタルヘルスの問題としてとらえるべきではないかということ、家族会や当事者会などのサポーテッドピアサポートの重要性、医療機関の予後調査で生活介護か福祉的就労か一般就労したかなどがアウトカムとして評価されるが、余暇活動が充実しているか、幸福度はどうか、就労が継続できているかなどが真のアウトカムになるべきではないかと提起してみた。

 長野県の発達障害児者支援連携協議会の事務局は精神保健センター内の発達障害者支援センターから、次世代サポート課に移管される。次世代サポート課は県知事直営のちょっとかわった部門で、信州やまほいくなども推進しており、幼児教育と、高校以降の教育、翔和学園のような教育で義務教育をはさみ、福祉、教育、医療の壁を取り払い特別支援教育を普遍化させていく腹づもりのようだ。長野県の発達支援や教育はこれから面白くなっていきそうだ。
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